周期的に起こる偏頭痛|まずは原因を探ること

先生

もう痛みで悩まない

看護師

予兆や前兆を見逃さない

頭の片側がズキズキと痛む偏頭痛は、ひどくなると生活や仕事に支障をきたし、悩まれている方も少なくありません。生活の質を低下させるイヤな偏頭痛の原因にはどのようなものがあるのでしょうか。偏頭痛は何らかの理由で脳の血管が急に拡張することにより、生じると言われています。なぜ、脳の血管が拡張するのかというと、ストレスや生活習慣の乱れなど様々な説がありますが、ハッキリした原因は分かっていません。いずれにしろ、収縮した血管が急に広がることで炎症を起こし、痛みが生じると考えられています。この偏頭痛ですが、人によっては頭痛が起こる前に前触れ、前兆のようなものがある方もいます。よく知られているのは目がチカチカしたり、視野が欠けたりといったもので、こうした症状の後に、頭痛がやってきます。また、前兆はなくとも、予兆のような感覚を覚える方も多くいます。例えばイライラする、だるい、などです。こうした偏頭痛のサインを察知したら、できれば暗い、静かな部屋などで、安静にして発作が過ぎるのをまちましょう。偏頭痛は身体を動かすとより一層ひどくなることが知られています。動けば動くほど、痛みが高まるのです。前兆を感じたらすぐに対処することで、頭痛症状そのものを軽くすることもできます。また、不規則な生活習慣やストレスなど、血管拡張の原因と考えられているものを改善することで、症状が起きるのを防いだり、症状を軽くする手助けができるでしょう。やはり、自分の身体をよく把握し、早め早めの対処をする、これが偏頭痛に限らず不快症状をとりのぞく、最も有効な手段と言えるのではないでしょうか。

薬は上手に利用する

ズキズキと頭の片側が痛む不快な偏頭痛ですが、脳の血管拡張が原因となって起こると考えられています。ですから、この不快な痛みを抑えるためには、急激な血管の拡張を抑えればよい、ということになります。そこで人気があるのが、トリプタン系薬剤です。トリプタン系薬剤には偏頭痛の原因となる脳の血管拡張に、直接的に作用するという性質があります。つまり、拡張した血管を元に戻す働きがあるのです。それだけではありません。痛みの原因となる物質を抑える働きもあり、Wの効果でイヤな偏頭痛の痛みを防いでくれます。また、偏頭痛になると痛みだけではなく、吐き気や嘔吐、光過敏などの症状が起こることも多いのですが、このトリプタン系薬剤はそうした症状もブロックしてくれるのです。市販の頭痛薬では効果が見られなかったという方にも、この薬剤でしたら有効に働いてくれることでしょう。偏頭痛に悩む方々にとっては、救世主的な存在と言えるのではないでしょうか。トリプタン系薬剤にはいくつかの種類があり、内容も錠剤や点鼻薬、注射薬など様々です。医師と相談して、最も自分に合った種類の薬剤を見つけましょう。また、優れた薬ではありますが、トリプタン系薬剤を効果的に利用するためには、薬を飲むタイミングや量が重要になってきます。トリプタン系薬剤は、症状が現れ出した初期の頃に用いるのが、最も効果的に活用できるのです。その量も医師に指示された適切な量を守って利用しましょう。優れた薬で偏頭痛を治すのは、結局自分自身なのです。医師と薬と三人四脚で、イヤな偏頭痛を吹き飛ばしましょう。