周期的に起こる偏頭痛|まずは原因を探ること

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頭痛タイプを見極めて

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我慢しないで対処する

偏頭痛は慢性頭痛の一つです。原因ははっきりしていませんが、頭蓋骨の血管が広がり、炎症を起こすことで頭痛を引き起こすと考えられています。頭の血管がストレスなどによって神経伝達物質のセロトニンが過剰に増えると、セロトニンが太い血管を収縮させたのち、過度に拡張することで炎症が起き、頭痛となって現れます。偏頭痛は男性に比べ女性が多い症状で、男性のおよそ4倍近く女性が発症すると言われています。女性に多いのは、女性ホルモンが影響していると考えられています。偏頭痛はストレスが原因の一つですが、その他睡眠障害・女性ホルモンの影響・空腹・疲労感・音や光などの過剰な刺激などによっても痛みを引き起こすとされています。偏頭痛は、痛みが起こる直前に何らかの前兆を訴える人が少なからずいます。よく言われる前兆では、頭痛が起こる30分から数時間前から、目の前が光ったり、視野の中心が欠けて見えるなどの症状や肩こりを感じることがあり、そういった前兆は閃輝暗点(せんきあんてん)と呼ばれています。前兆を感じる人もいれば、まったく感じない人もいます。偏頭痛の痛みは、こめかみから目のあたりにかけて、脈打つようなズキンズキンという心臓の鼓動に合わせたような痛みが出ます。片頭痛ともいうように、片方のこめかみ部分が痛む人が多いですが、両方が痛むこともあります。また、頭の位置が変わると痛みが強くなることがあり、少しでも動くと激しい頭痛に加え、吐き気やおう吐などの症状が現れることもあります。

予防と対処法を知ろう

片頭痛は一度痛みが出ると継続する傾向が強く、個人差はありますが2〜3日続くことがあります。長時間の頭痛は吐き気・嘔吐・下痢などの症状を伴うことも多く、その他においや音・光・気圧の変化や気温の変化にも敏感になりやすく、症状が悪化する場合があります。こういった頭痛が1か月に1度や2度起こり、さらに頻度の高い人では一週間に1回程度と周期的に起こるため、次第に日常生活が送れないなどの影響がでてきます。また緊張型頭痛といって、後頭部から首にかけて、頭全体がしめつけられるように痛む頭痛もあります。緊張型頭痛は眼の疲れや疲労感が原因となって発症することが多く、慢性化することもあります。どちらの頭痛も、ひどくなると日常生活に支障がでます。またただの頭痛と思って我慢していると、頭痛の原因が脳腫瘍やくも膜下出血などの場合もあります。そういった病気がかくれていないか、内科を受診して検査をすることをおすすめします。病院での診断では、今までの偏頭痛の起こり方などを医師に伝えることが重要になります。頭痛が起きた時の状況や頭痛が続いた時間・頭痛と共に現れる症状・今まで飲んだ鎮痛剤の種類や名前などをメモしておくと、その後の治療に役立ちますので、頭痛の経過をメモしておきましょう。偏頭痛は慢性化することが多いため、今までの頭痛が起きた環境をチェックしておくとある程度の予防に効果があります。原因となる時間や環境などを把握し、該当したシチュエーションを避けるといった工夫も必要です。